INTERVIEWスタッフインタビュー
安倍 ひなた(兵庫県)
牛たちとのコミュニケーションが好き。
入社のきっかけ
私はもともと動物が好きということもあり、農業高校へ進学しました。高校3年生の時には牛が大好きになり将来は酪農の本場である北海道で働きたいと思っていました。そんなとき学校の先生の紹介で北海道の牧場へインターンシップに行く機会があり、そのインターンシップ中にカントリーファーマーズ藤田牧場のこと知りました。牧場を見学させて頂いた際に、牛1頭1頭名前を付け、名前で呼んでいることに感銘を受けました。また、私がもともと興味を持っていた牛の改良もゲノム解析を用いて行っていたこともあり「ここで働きたい!」と、すぐに入社を決めました。
仕事のやりがい
酪農という仕事なのでもちろん搾乳も好きですが、カントリーファーマーズ藤田牧場では色々な仕事をやらせてもらえます。今は獣医さんの対応や治療中の牛の管理、子牛の管理全般などをまかせてもらっています。色々な仕事をする中で、新たな発見や気づくことも多く、日々成長できる環境にやりがいを感じます。また、牛が魅せる様々な表情、行動、性格を理解し、それぞれの牛に適したアプローチをすることで牛との絆、信頼関係を深めることも私にとっては最大の喜びになっています。
酪農教育ファーム
カントリーファーマーズ藤田牧場の特徴の1つでもあるのが牧場体験です。乳しぼり体験や子牛とのふれあいを通じて、酪農のこと、牛のこと、牛乳のことを知ってもらえる場になっています。私は牛が大好きなので、牛の可愛さを1人でも多くの人に知ってもらえるように意識しながら行っています。最初は少しこわがる表情を見せる子供も牛にふれあい、温厚な性格がわかってくると最後には笑顔になってくれます。そんな自分の好きな酪農、牛のことを伝えられる場ってすごく素敵だと思っています。
休日の過ごし方
農業高校の時から共進会(牛の美人コンテスト)をやっていたので牛の共進会に合わせて休みを取ることも多いです。休みの日も牛を見ないと落ち着かない自分もいて・・・。北海道は運転もしやすく、ドライブも好きなので道内各地の共進会に行っています。帯広まで1時間くらいで行けるので田舎暮らしに不便さも感じないです。休日がわりと自由に取れるのもカントリーファーマーズ藤田牧場の良いところだと思います。
酪農の魅力
酪農の魅力というか牛の魅力になってしまうのですが、牛って大きいし近くで見ると迫力もあって少しこわいイメージがある人もいると思うんですけど、実際は全然そんなことはなくて賢いんです。搾乳する場所がわかっていたり、この人は可愛がってくれるなとか人の顔も見分けることができます。牛は賢い動物でありながら、時折見せるブサイクな表情、少しドジというかぬけてるところもあって・・・そんなギャップもたまらなく可愛いところです。しかし、牛は経済動物なのでただ可愛いからと飼うわけにはいきません。なので、ゲノム解析技術を用いて生産性があり、健康で長生きできる牛づくりを目指しながら、動物福祉の面でも牛がカントリーファーマーズ藤田牧場で幸せに暮らせるようこれからも牛と向き合っていきたいと思っています。